気配りと目配りを忘れないこと

役員専属ドライバーの仕事は、行き先へ送り届ける仕事です。しかし、心身に負担が多くのし掛かる仕事でもあります。まずは、安全に事故なく目的地へ向かうことです。あたり前のことですが、頻繁に車の運転をしていると事故にあう機会も少なからず増えます。大切な命を預かっているので、一瞬の気のゆるみも許されません。大事故につながることもあるので注意が必要です。さらに、役員車ともなると高級車のイメージが強いので、大事な車に傷をつけてしまうことも許されないことでしょう。常に、気配り目配りをして安全運転を心掛けることが重要です。そして、役員の方と行動をともにするので、言動にも気をつけなければいけません。不快な言葉使いで、相手にストレスを与えないようにしましょう。

予定を把握しておくことが肝心

役員ドライバーの仕事ですから、その日のスケジュールも把握しておかなければなりません。役員によっては、過密スケジュールの日もあることでしょう。早朝からの予定や夜になってからの打ち合わせなど、さまざまなパターンがあると思います。スケジュールを覚えていないと、迎えに行く時間や待ち合わせ場所などに遅刻をしてしまう恐れが出てきます。特に気をつけなければならないのは、大事な会議などに遅れないことです。遅刻をしてしまっては、信用を失ってしまいます。そのため、前日からその日のスケジュールが分かっている場合は、しっかりと把握しておくことが肝心です。また、役員ドライバーをすることで、さまざまな方と接する機会も増えてきます。きちんとビジネスマナーを習得して、気持ちの良い対応を心掛けましょう。